地味で地道な今日のねずみ

ハムスター(ここではねずみと呼称)を飼い始めてはや15年。その地味で地道な生活を記録します。

体重を

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体重46g。まずまず。
なんとか、流動食の「適量」がわかってきたので、体重の目標値を46gとして、今のペースを保ってみよう。

実のところ、流動食はひな鳥のためのものであって、年老いたハムスターのためのものではないため、腎臓が悪くなっているっぽいのは、至極当たり前のことだったりする。

腎臓は、高たんぱくにはやや弱く、かつ、ハムスターは腎臓が人間と比べるとものすごく大きい。
野生のハムスターは、水分の乏しい乾燥地帯に生息していることから、腎臓が発達していて、少ない水分量をやりくりできるように、でかい腎臓で何回も何回も血液を腎臓に通し、水分を体外に排泄する量を最小限にしようとずる。

たんぱく質が腎臓によくないのは人間も同じだが、ハムスターの発達した腎臓では、弱点のたんぱく質に対して、人間よりも弱い。

できればほんとは、たんぱく質は16%くらいで、炭水化物などでカロリーを多めに摂れる、老齢ハムスター用の流動食があれば良いのだが、使う間もなくだいたいすぐ死んじゃうし、量も、たくさん消費する前に死んじゃうので、商品として成り立たない。

ハムスターセレクションを流動食にすれば、理論上は要件を満たすのだが、

  • ハムスターセレクションは激烈食い付きが悪い
  • こたろうは、ハムスターセレクションを食べたことがない
  • おまけに口が奢っているので、今の流動食は喜んで飲むが、ハムスターセレクションは、かなり怪しい
  • 腎臓が腫れているので、もう今更手段を講じても遅い

という訳で、本人のQOLを優先して、たんぱく質の多い流動食やチーズやひまわりの種なんかをあげている。
いつ死ぬかわからないのに、「健康のためなら死んでもいい」みたいなのは、あまり意味がない。

せめて、おいしいと思うものを、しっかり食べさせてやらないと。