地味で地道な今日のねずみ

ハムスター(ここではねずみと呼称)を飼い始めてはや15年。その地味で地道な生活を記録します。

棚卸しと計画

ペットショップのミルワームを繁殖させた第2世代が、そろそろさなぎになりだしたので、棚卸しをしてみた。

今、うちにいるミルワームは、買ってきてから繁殖させることに決めて成虫になったもの(Aグループ)と、余っちゃってそのまま成虫になっちゃったのを、とりあえず飼ってた結果繁殖した2軍(Bグループ)がいる。

Aグループは、繁殖目的でよけておいたさなぎから成虫になったものが産卵したので、ある程度産卵時期が揃っていて、今も順次さなぎになっていっており、ここから更に30匹を成虫まで育てて繁殖させる。

Aグループのうち、成虫になったのが6匹。さなぎが19匹。
さなぎになる前の、弓状になって動かなくなった幼虫が6匹。
さなぎになるのが遅く、まだ元気な幼虫なのが35匹。

なので、1匹定員オーバーしているため、成虫が30匹になった時点で、ねずみにはさなぎから食べさせるように切り替える。
さなぎになるときや成虫になるときの形成不全で生きられなくなったり、成虫は共食いしたりもあるが、形成不全は繁殖できないのでノーカン、共食いは止めようがないので、よほど減り過ぎない限りは補充しない。

また、オスメスの区別がつかないため、メスの数も解らない。産卵は1,2回するらしいが、メス何匹から生まれたかは解らないので、とりあえず成虫30匹からの記録とする。

幼虫が多いととっても大変だと身を以て知ったので、とりあえず成虫の数を定めて、だいたい何匹くらいに殖えるかを確かめてみる。

Bグループは、本来繁殖させる予定はなかったが、さなぎから成虫になったものを逐次小さいケースに入れて飼っていたものの子で、産卵した時期がまちまちで、Bグループの中でも大きさがだいたい3グループに分かれている。
こちらは成長を遅らせるために、室温の低い玄関に置いている。

大きいのはAグループの一番小さいのと同じくらいになっていて、大きさはかなり揃っている。これが60匹前後。

すぐにさなぎにはならないが、ねずみがAグループを食べ尽くした頃にさなぎになり始めそうなので、次はこちらから与える。

大きさが揃っていて活きもいいので、もし余りそうならヤフオクに出品してしまおうかとも思ってる。

次に大きいのは、長さはあるがまだ細くて、さなぎには当分ならなさそう。
これは数を正確に数えていないが、50匹前後いるだろうか。

これか、この次に小さいのを育てて、また30匹ほどを成虫まで育てて繁殖させようかと思う。
このサイクルで大丈夫かどうか解らないので、とりあえず決めておいて記録して、あとで数を加減できるようにしたい。

残りはまだまだ小さくて、大きさもまちまち。まだとても小さいのも数匹混じっている。バラバラなのがたくさんいて、100匹くらいいる。
大きさがまちまちなので、それこそヤフオクに出そうにもちょっと出しづらい。
Bグループの2番目以降は容器を分けたが、全部で160匹くらいいる。いすぎである。また容器を分けるか……。

成虫はだいたい1,2ヶ月で死んでしまうが、卵が孵化して、人間がつまんで数えられる大きさになるまでには、かなり時間がかかる。
なので、成虫の床材は幼虫繁殖用のものを少なめに入れ、大きくなるまではそのまま置いておくしかない。

幼虫の時期がすごく長いが、ねずみに与えられるサイズでいられるのはそのうちの後半くらいだろうか。
孵化直後は糸くずみたいで、扱うのが怖い。

今、早くに成虫になったばかりのものは、まだ数も少ないし、うろうろしていて、交尾してる様子もない。全部オスかメスだけだったらどうしよう。
まあ、後続のさなぎがいるので、性別が片方だけでも、じきに交配できるようにはなる。
そうすると産卵は今月から来月にかけて。
孵化してある程度大きくなるまでの時間を記録しておかなくては。

Aグループの残りは全部ねずみに与える予定。とはいっても3日に1匹なので、1ヶ月でも10匹。5月上旬まで幼虫かさなぎのままでいるだろうか。成虫でも食べるけども。

Aグループから生まれる次世代の幼虫が、ねずみに与えられるくらい大きくなるのは秋くらいになるのでは。やってみないとわからんが。もっと記録をつけておけば良かった。今度は糸くずレベルから写真撮って記録しよう。

Bグループの大きいやつは、そうするとどう考えても余るな……。
今は冬で、ヤフオクで出品しようにも、落札者に送る途中で凍って死んでしまう可能性が高いので、Bグループの大きいのを出品するのは4月以降にする。
多分それくらいが、大きさとしてもちょうど良さそう。

Bグループのうち、2番目に大きいグループは、まだ大きくなるのに時間がかかりそうだ。
Aグループをねずみが食べ尽くしてしまう頃には、そこそこ大きくなっていると思うので、このグループから与えよう。すごくいっぱいいるので、また50匹以上出品することもできる。しばらくはこのグループでやりくり。

残りのちっちゃい連中を地道に育てて、また何匹か(数は今の繁殖結果から決める)を成虫まで育てて繁殖させる。
このグループは大きさがまちまちなので、割と長いスパンで成長してさなぎになるはずだ。
なので、大きさがある程度揃ってるものを繁殖用によけて、あとはねずみ用にする。

このグループをねずみに与えられるようになるのはいつ頃かなあ。かなりかかりそうだ。

繁殖のサイクルをうまく決めてしまいたいが、これは、わかるまでに1年くらいかかるなあ。少なくとも、2グループに分けないと与えられる幼虫を確保しておけないというのはわかる。

繁殖用の餌や、ねずみの流動食用のパウダーの余りなど、いい餌を与えているので、うちの今のミルワームは、買ってくるやつよりずっと元気が良い。
なので、できればあんまり余らせないようにしつつ、継代飼育で回してゆきたい。

今キープしてある流動食も、そろそろ消費期限が切れるので、そうしたらねずみ用には新しいのを買ってきて、古いのは繁殖用の床材に混ぜる。

繁殖用の床材は、ヤフオクに業者さんがいるので、その人が取り扱いをやめたら困るが、とりあえずしばらくはそこから随時買う。