地味で地道な今日のねずみ

ハムスター(ここではねずみと呼称)を飼い始めてはや15年。その地味で地道な生活を記録します。

真っ暗でないとダメかなあ

体重22g。順調順調。むしろ、生後1ヶ月では、少し大きめになると思う。
まだまだ慣れていないけど、おやつにつられて出てくるので、さっと捕まえて体重を計っている。
給水器を覚えて欲しいんだけどなー。明日もキャベツかなあ。
夜、明かりをつけるとおやつが貰えると覚えてしまったりんの教訓に鑑み、明かりはつけて、ケースに風呂敷をかけて薄暗くしてるのだけど、やっぱり真っ暗でないと回し車を使わない。うーん。まあ、慣れるのを待つか。まだ1週間も経っていない。

今日はなんか寝言を言ってた。きょうだいと餌を取り合う夢だろうか。

本当に小さい

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体重21g。順調に増加中。

しかし本体はただひたすらに小さくて、取り扱いにびくびくしている。
餌入れの片方にペレット、もう片方に少しだけおやつを入れて、少しずつおやつを覚えさせている。
カスタムラックスのハムスターのナチュラル主食とかいうのを買ってみたら、これ普通にセキセイインコの餌と内容物が変わらんではないか、という代物で、でも懐かせるにはちょうど良いので、1回ひとつまみとかいうレベルで与えている。

やっぱりキャベツが大好きで、給水器には目もくれないので、これは、切り替えが難しいかもしれないなあ。
でも、これからしばらく最高気温が30度かそれ以上が続くので、なるべく水分補給させなくては。
冷房は、今のところペットボトルかパウチのドリンクの飲んだやつに適度な水を入れて置いているので、湿度がすごいし床材もすごいが仕方ない。

体重を計るために呼び寄せたら、警戒音のジージーいう鳴き方ではなく、ジッと短い声で鳴いてゆっくり近付いてきた。
なんか声がしたらおやつがもらえるかもしれない、という風に学習したようだ。

ただ、餌入れのすぐそばにトイレを置いてしまって、餌入れに砂が入ってしまうため、トイレを左奥に移動して、手前に別荘の陶器のハウスを置いてみた。
割と自主性があって、あちこち歩き回って覚えるタイプなので、これは多分大丈夫だろう。

メーカーがメーカーなので気に入らないけど、まだ赤ちゃんの今だけあげたい成分のペレットの試供品があったので、2袋貰って少しずつペレットに混ぜている。
あんまり減ってはいないが、たんぱく質が豊富なので、もう少し標準的な子ねずみサイズになるまではこれを混ぜて食べさせたい。

ミルワームという手もあるけど、まだ来て3日しか経ってなくて、かなりフリーダムに動き回るし、小さいミルワームでも充分でかいくらいに本人がちっちゃいので、これは困った。幼虫のミルワームが130匹くらい余っておる。ああ……。

あと、どうやら餌場を床材で埋める癖があるらしく(2代目のとらもそうだった)、はいはい、と、掘り返しては餌を入れている。

順調に育ったら、生後1ヶ月の標準体重の25gを余裕で上回りそうだけど、おやつはなるべく控える!ミルワームたくさんいるけど!

ミルワームいかがっすか

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ざてそんな訳で、ミルワームの成虫60匹くらいと、幼虫約100匹くらいと、さなぎ6匹の体制が整ってしまった。

これは……100匹ミルワームは急がないとさなぎになるー!誰かー!

という訳でジモティー開いて、子ねずみと出会った訳なんだが。生後3週間にミルワームは早過ぎる。
とにかくちゃんと食べてくれる動物に食べて欲しくて募集をしてみたが、応募ゼロ。
仕方がないのでヤフオクに出し直した。

繁殖テスト版の連中が2cmくらいになって、もう少ししたらちょうど良くなる、という感じだったので、その辺の情報も交えつつ。
誰か落札してくれんかな。栄養状態はいいぞ。

あと、成虫組では、産卵を終えたメスなのか、死亡者が出始めた。
最初のテストケースでも、卵を生んでからばたばたと死んでいったので、もしかして、メスが多かったのかなあ。

そして早い段階から繁殖組に加えられていたエリート軍団は、もうはや卵が孵化して、糸くずより細いのがよろよろしている。
今はそんなでも、今年は暑いからあっという間だぞ……。

育て方もわかったことだし、しばらくはミルワームに困ることはあるまい。

……いや、居過ぎて困るかなあ。
あと若い個体はばりばり共食いするし。
昆虫ゼリーあげても大丈夫か?

超小型新人登場

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体重18g。
2021/7/2生まれ、7/23現在生後3週間。
里親募集できるぎりぎりの大きさである。
さすがにここまで小さいうちに来たのは初めてなので、受け取ってから帰宅するまでがっちがちに緊張していた。
信玄餅を運べと言われた方がましである。

話はりんの死後まもなくに遡る。
りんの脂肪腫に栄養が行かないよう、ミルワームを1日に合計で2-4匹あげていた。
脂肪腫共々りんの体重が減り始め、死期が近いのは分かっていたが、ミルワームは狩猟本能を刺激されるのか、よく食べるので、逆算して1ヶ月に100匹用意していた。

りんは成虫は嫌がるので、繁殖用によけて成虫にした30匹と、結局暑さのせいかすぐ成虫になっちゃって、仕方ないから二軍として飼っていた30匹くらい。
それらを除いても100匹まるまる幼虫が残ってしまった。

以前、同じように余っちゃったミルワームハリネズミ飼いの方に譲ったことがあって、しゃーない、ジモティーに応募出すか、と、写真を撮って「譲ります」に投稿した。

そんで何となく里親募集を開いてみたら、7/18(りんの命日)にジャンガリアンハムスターの赤ちゃん5匹の里親募集をしてる人が。

夏にお迎えすると暑くて可哀想なんだよなとか、まだりんが死んだばかりだし、とも思ったのだけど、里親募集が大変なのも、最初のりゅうのときや、猫のやつの里親募集をして知っていた。

ので、どのみち涼しくなってからお迎えするつもりだったし、りんが死んで、私の精神的ダメージが思いの外大きくて、もうねずみなしには生きられない身体になってしまったのか……と思うくらい、全然眠れなくなってしまったので、よし、1匹お迎えしよう、と決めて、とんとん拍子に話が進み。

そうしてケース内を探検して回る子ねずみと、ねずみに極力負担をかけないよう、がっちがちになって、疲労困憊の私が。

どうも、水の摂り方があいまいで、朝夕キャベツを少しあげたのと、給水器をなめているのは見た、という情報のみ。
とはいえ心配要らないくらいに身体が小さく、そしてキャベツはたくさんあるので、給水器をすぐに使えなくても、キャベツでしばらくは大丈夫だろう。

餌はうちと同じヘルシープレミアム。たっぷり入れたはずなんだが、なんなく餌入れに到達し、ごっそり持っていった。
元親さんちじゃ奪い合いになるくらい好きだそうなので、ペレット問題は解決。
赤ちゃんハムスターによい感じのペレットの試供品も貰ってあったのだが、それらはガン無視である。

うちであげるおやつを、まず食べ物だと認識してもらうために、ひと粒ずつとか4分の1かけとか、ちょっとずつ入れておいたら綺麗になくなってた。そうか、君もそばの実が好きか……。一発で開けてた。

暑くも寒くもならないように気をつけつつ見張っていたが、本人は優雅にケース内の視察を済ませ、砂浴びを見つけて思うさま砂浴びしまくって、回し車をずっと回してた。

うっかり自家繁殖してしまった(ハムスターの交尾による受精確率は100%とも言われる)ハムスターだそうだが、この子達、お母さんがブルーサファイアなので、全員ブルーサファイア持ちのノーマルカラーなんだよな。
そりゃ、要望が殺到もするわ……。

さてそんなのどこ吹く風と、楽しく探検して、また回し車して、もぐったり遊んだりしている。
まだ警戒音は一度も聴いていないし、威嚇もせず、おっとり育ったそうだ。

そんな訳で、普段よりは緩めに慣らしを行えそうだ。

ねえ、ミルワーム食べないか……。

秋霖を待たずに

体重が減って、腫瘍も小さくなってきていたので、そろそろだろうとは思っていたが、21時過ぎに様子を見たら、口が半開きになって目を剥いてうつ伏せになっていた。
手に乗せると、もう体温が低くなっていたが、まだ身体は動かせていた。
腸閉塞を起こしたのか、お腹がぱんぱんになって、便が全然出ていなかった。
昨日渡したおやつを全然食べていなかったので、苦しがるのはわかっていたが、頬袋の中身を出して少しでも身体への張力を落として、水とラクトバイトをシリンジであげてみたが、もう飲み込むこともできなくなっていて、そのまま動かなくなってしまった。

まだ私の気持ちが落ち着かないので、とりあえず冷蔵庫に保存して、明日落ち着いたら埋葬しようと思う。
埋葬する植木鉢は用意してあったが、もうしばらくは使わせてくれるなよと思っていたのだが。
亡くなったのは21:30頃だと思う。
2歳1ヶ月半と、歴代4位。よく長生きしたと思う。
脂肪腫をものともせずに回し車を回したり、やなことされると親指を狙って噛んだり、色々とむちゃくちゃで、でもほんとはびびりだった。

とりあえず今日は冷蔵庫で寝てくれ。
もう暑さには苦しまずに、脂肪腫も邪魔にならずに走れるようになったから。