地味で地道な今日のねずみ

ハムスター(ここではねずみと呼称)を飼い始めてはや15年。その地味で地道な生活を記録します。

超小型新人登場

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体重18g。
2021/7/2生まれ、7/23現在生後3週間。
里親募集できるぎりぎりの大きさである。
さすがにここまで小さいうちに来たのは初めてなので、受け取ってから帰宅するまでがっちがちに緊張していた。
信玄餅を運べと言われた方がましである。

話はりんの死後まもなくに遡る。
りんの脂肪腫に栄養が行かないよう、ミルワームを1日に合計で2-4匹あげていた。
脂肪腫共々りんの体重が減り始め、死期が近いのは分かっていたが、ミルワームは狩猟本能を刺激されるのか、よく食べるので、逆算して1ヶ月に100匹用意していた。

りんは成虫は嫌がるので、繁殖用によけて成虫にした30匹と、結局暑さのせいかすぐ成虫になっちゃって、仕方ないから二軍として飼っていた30匹くらい。
それらを除いても100匹まるまる幼虫が残ってしまった。

以前、同じように余っちゃったミルワームハリネズミ飼いの方に譲ったことがあって、しゃーない、ジモティーに応募出すか、と、写真を撮って「譲ります」に投稿した。

そんで何となく里親募集を開いてみたら、7/18(りんの命日)にジャンガリアンハムスターの赤ちゃん5匹の里親募集をしてる人が。

夏にお迎えすると暑くて可哀想なんだよなとか、まだりんが死んだばかりだし、とも思ったのだけど、里親募集が大変なのも、最初のりゅうのときや、猫のやつの里親募集をして知っていた。

ので、どのみち涼しくなってからお迎えするつもりだったし、りんが死んで、私の精神的ダメージが思いの外大きくて、もうねずみなしには生きられない身体になってしまったのか……と思うくらい、全然眠れなくなってしまったので、よし、1匹お迎えしよう、と決めて、とんとん拍子に話が進み。

そうしてケース内を探検して回る子ねずみと、ねずみに極力負担をかけないよう、がっちがちになって、疲労困憊の私が。

どうも、水の摂り方があいまいで、朝夕キャベツを少しあげたのと、給水器をなめているのは見た、という情報のみ。
とはいえ心配要らないくらいに身体が小さく、そしてキャベツはたくさんあるので、給水器をすぐに使えなくても、キャベツでしばらくは大丈夫だろう。

餌はうちと同じヘルシープレミアム。たっぷり入れたはずなんだが、なんなく餌入れに到達し、ごっそり持っていった。
元親さんちじゃ奪い合いになるくらい好きだそうなので、ペレット問題は解決。
赤ちゃんハムスターによい感じのペレットの試供品も貰ってあったのだが、それらはガン無視である。

うちであげるおやつを、まず食べ物だと認識してもらうために、ひと粒ずつとか4分の1かけとか、ちょっとずつ入れておいたら綺麗になくなってた。そうか、君もそばの実が好きか……。一発で開けてた。

暑くも寒くもならないように気をつけつつ見張っていたが、本人は優雅にケース内の視察を済ませ、砂浴びを見つけて思うさま砂浴びしまくって、回し車をずっと回してた。

うっかり自家繁殖してしまった(ハムスターの交尾による受精確率は100%とも言われる)ハムスターだそうだが、この子達、お母さんがブルーサファイアなので、全員ブルーサファイア持ちのノーマルカラーなんだよな。
そりゃ、要望が殺到もするわ……。

さてそんなのどこ吹く風と、楽しく探検して、また回し車して、もぐったり遊んだりしている。
まだ警戒音は一度も聴いていないし、威嚇もせず、おっとり育ったそうだ。

そんな訳で、普段よりは緩めに慣らしを行えそうだ。

ねえ、ミルワーム食べないか……。