地味で地道な今日のねずみ

ハムスター(ここではねずみと呼称)を飼い始めてはや15年。その地味で地道な生活を記録します。

手乗り(何か違う)

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体重37g。38g間近。

だいぶ馴れてきた。
時々、警戒してさっと逃げることがあるけど、基本的には、覗くと寄ってきておやつをねだる。

だいたい生後1ヶ月半か。
初代のりゅうは、これくらいの頃に42gあって、「でかいなー!」と病院の先生に驚かれていたから、これくらいが標準なのかな。

もちもちふわふわしていて、まさに雪見だいふくそっくりになってきた。
ノーマルパールにしては、白いところがほとんどなので(普通、もう少し顔がグレーがかってる)、うまそうな見た目だ。

手を入れると、手の甲から腕によじ登ってきて、何故か毎回ブレスレットをかじろうとする。
同じパターンでブレスレットを切られたことがあるので、これ、と、手から降ろして戻す。

まだ手のひらに乗せて外に出すのは嫌がるので、ぼちぼち馴らして、手乗りで、全身触れるようになるとこまで、1ヶ月くらいかけることにする。

逃げて床材に潜ることを覚えているので、もう覆い布は取って、第2段階はクリアである。
手からおやつは受け取るし、手のひらにのせたおやつも食べる。

やっぱり、若干警戒心は強いが、びびりという感じではないので(一度も鳴かれてない)、何か、図々しさが、若干こたろうに似ている。
でもこたろうとも違う、気の強さと賢さもある。こたろうと違って、水飲むの上手いし。
こたろうは、どこか抜けたところのあるやつだった。

お前はどんな風に育つんだろうな。

とりあえず、ねずみが登れる給水器に戻せたので、ねずみ返しの写真を。
いろはすのような、ペットボトルの柔らかいキャップの真ん中をくり抜いて、逆向きにはめ込む。
こうすると、給水器の口のところに足をかけて登ることができなくなるので、落下事故を防ぐことができる。

りんと同じパールのとらは、まだこのねずみ返しを編み出す前に、散々給水器を登り、空気穴を登っては落ちを繰り返して、寿命がかなり縮んだので、このねずみ返しは必須である。

それにしても、初めて給水器で水を飲んでいるのを見つけたときの写真を改めて見たが、まだこのときは赤ちゃんだったなあ。
たった10日で12gも増えて、顔立ちも身体つきも変わってきた。

…太り過ぎないよう、ほんとに気をつけなくては。

体重変わらず

体重35g。ほぼ変わらず。
ここで、じゃあ大丈夫か、と思っておやつをあげまくってまたまん丸ねずみにしてはいかんので、おやつは控え目。
押し麦が好きらしい。
チーズは、受け取ったその場でかりかり食べ始めるくらいに好きらしい…。かぼちゃの種も時々そう。
かいこのさなぎから作ったおやつを買ってきたので、ちょっとだけあげている。成分表の記載がないから、何がどれくらい入ってるかわからないのだが、おいしいらしい。

だんだんと手に登るようになってきたが、ブレスレットをかじろうとするので慌てて止める。以前、これで一本切られたことがあるんだ…。
シリコンゴムで繋いであるから、ねずみ共の歯なら楽勝で切れる。

それでもまだ、急に何かに驚いて、ばっとたこつぼから寝床あたりまで逃げ込んでいくことがある。
まだちょっと、びびってはいるが、積極的な食いしん坊のようだ。
こたろうより積極的かもしれん。

35g

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体重35g。わわわ、増え過ぎかも。
ねずみを太らせることにかけては天才的なわたくし、今回もやってしまっただろうか。
おやつ、控えようね…。

今日から、大人用のペレットも入れてみた。ここから、子ども用ペレットを徐々に減らし、大人用ペレットを増やしていって切り替える。
ブロッコリーが大好きになったようで、ひと房入れてやると、喜んで食べまくる。よしよし。これでカロリーコントロールをはかる意味もある。

あげてるおやつはだいたい気に入ったようで、餌入れの片方をおやつ入れにしようとしたら、あっという間に空っぽになるので、両方に主食のペレットを入れるようにした。

やっぱり、明かりをつけると回し車を止めてしまうが、暗ければずっと回している。
トイレは、もうちょっとで覚えそうかな。トイレでしっこする頻度が上がっているので、ちゃんと覚えるまで、トイレ砂はわざと混ぜて匂いを残して、覚えるように仕向けている。

もうだいぶん慣れたけど、まだまだ時々ぱっと逃げ出す。
なんか、こたろうと同じで、図々しいというか、ぱっとおやつをひったくっていって、もっともっととねだるので、そんなに心配はしていない。

まん丸小僧

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体重33g。一気に大きくなった。
ちょっと、おやつあげすきかなあ。少し控えて、ペレットをしっかり食べさせよう。

23時頃におやつをあげているのだが、人間の気配がすると、たこつぼからすっ飛んできて、おやつをねだる。
とはいえ、体重測定のために捕獲するときは逃げ回る(本気なら潜ってしまうはずなので、進歩はしている)ので、ちゃんとキッチンスケールに容器を置いてゼロにしてから捕獲を行うようにした。

こたろうが食べていたおやつを少しずつあげているのだが、急にチーズに目覚めたらしく、何個も持っていく。あと、フェレットバイトもちょっとなめさせたが、嫌がらなかったので使える。少量に薬を混ぜてなめさせて、投薬に使えるのだ。

最初の寸詰まりな感じから、胴体が伸びて、ハムスターらしい形になってきた。
これからいっとき、何だか微妙な造形になるのだが、パールだとどうなるのかなあ。
おやつをあげるのに、ちょっとだけ手に乗せてみたが、この子ハム独特のつやつや加減、赤ん坊の子犬や子猫にも似ているが、更にもっとつやつやのたまらん感じを味わっている。
こういう期間はほんとに一瞬なので、今のうちに愛でておかなくては。

ふと、亡くなったこたろうの背中と耳を触ったときのことを思い出した。
やっぱり、柔らかくてつやつやだったよ。

さて子ねずみよ、お前の人生も、全部私が預かるからな。
ちょっとしんどいこともあるかもしれないが、なるべく元気に過ごせるよう頑張るからさ。
お前は生きてて可愛いのが仕事だから、おいしいものたくさん覚えて食べて、回し車爆走して、元気でいてね。

噛んでも何も出てこない

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体重30-32g。事前に風袋を除けなかったので、あとで引き算した。

友達と飲みに行って23時頃帰宅したら、ちょうど水を飲んでいて、私を見ても逃げないので、かぼちゃの種を2つ、半分に割って渡してみた。
若干びびるが、ちゃんと全部受け取って、もうないのかと手を探るので、綿棒の箱で捕獲して計量。
51-53gで振れて、あとで容器を計ったら21g前後だったので、ほぼ30g。
体重の増加が遅い個体は、身体の弱い個体で、あまり長生きができない。
りんはとりあえず標準。
なお参考として、生後1ヶ月(同時期のりんは25g)のこたろうは35gあったので、あいつはほんとに例外中の例外、脂肪腫さえなければもっと長生きできたと思う。

計ったあと、怖い目に遭ったというのを覚えさせてはいけないので、とりあえず回し車に下ろし、再びかぼちゃの種を1つ分与える。
あげたあとも逃げないし、指をかじって来る。
何故ねずみ共は、おやつが指から出てくると思うのか。
このときにおやつをあげると、「かむとおやつが貰える」と覚えてしまうので、これ以上は与えない。

餌入れのすぐそばに、かじられて丸くなったペレットが2つ転がっていた。
何か懐かしいな、これはあさたろうがよくやってた。
まだもうちょっと育つまでは今のペレットをあげ、35gを超えてちょっとずんぐりむっくりになる頃に、大人用のペレットに変え、更にヘルシープレミアムに変える予定だけど、うまくいくといいなあ。
ペレットの切り替えは、ねずみ飼いの永遠のテーマだ……。