地味で地道な今日のねずみ

ハムスター(ここではねずみと呼称)を飼い始めてはや15年。その地味で地道な生活を記録します。

餌入れ替え

そういえば床材兼餌を長いこと替えてなかったな、と思って、夜中にミルワームの餌作り。

子供用ペレット(柔らかいので砕き易い)をペンチでめりめり砕いて粉末にしてふるい、パウダーミルクと混ぜて、古い床材からミルワームをふるってよけておいて、床材をまるっと捨て、新しいものを入れて、よけてあったミルワームを入れる。

もう、幼虫は20匹弱になった。
さなぎは10匹前後で、窓際ならば狙い通りに蛹化のスピードがかなり抑えられるので、成虫までいくのは多分リーチがかかってる1匹だけになるだろう。
今いる成虫が2匹だから、来月いっぱいでミルワームは全部食べさせ終わることになる。

さなぎに餌は要らないが、成虫はほっとくと共喰いするので、ドライチーズと子供用ペレットを砕いて粉にして軽く入れておく。
完全に性成熟すると、全身が真っ黒になるが、今のところは、そうなる前の茶色いうちに食べさせている。

果たして、これでねずみの奴の寿命が延びるだろうか。
いってみれば動物実験なんだが、うまくいくなら今後はこれを踏襲する。
カルシウムが不足するのを、今はドライチーズと大麦で補っているが、爬虫類用のカルシウム剤でもいけそうなら使いたい。
ミルワーム用の餌も売られているが、そこまではしない。

ハムスターは腎臓結石や尿路結石が出来やすいので、カルシウムとリンのバランスを左右するミルワームを与えるのは、原則、代謝が良くて身体がしっかりしてる若いうちにしておきたい。

年を取って、死ぬ前までも、ミルワームだけは食べた、という個体が多いようなので、長生きしてぼさぼさになってきたら、またあげるかもしれない。

とりあえずうちのミルワーム第一期は、今の在庫で終わりにする。

羽化が進む

うわー。
寒くなってきたし、羽化が始まる気配もないからと、暖かいところにさなぎケースを置いたのがまずかった。
急に羽化にリーチがかかり、現在羽化して成虫になったの2匹、リーチが4匹。既に成虫になって食べられたのが2匹。

さなぎから、目が黒くなる→脚ができて茶色になる→頭の色が濃くなる→リーチ。
で、だいたい次の日辺りには成虫になるので、とりあえずさなぎケースは、元の室温低めな窓際に移動し、成虫は共喰いをするので、ねずみのおやつのチーズが少し湿気ってきたのをくだいて餌として与えてる。

完全に成虫になると真っ黒になって交尾をし始めるので、うちは繁殖で増やすほど要らないし、ちゃっちゃと贄にしなくては……。

ねずみは、個体によって好みがあって、こたろうは幼虫よりさなぎが好きだったけど、確か成虫は食べなかったなあ。
りんはどの段階でも、残さずおいしくいただいている。羽も食べる。

羽化が進む

うわー。
寒くなってきたし、羽化が始まる気配もないからと、暖かいところにさなぎケースを置いたのがまずかった。
急に羽化にリーチがかかり、現在羽化して成虫になったの2匹、リーチが4匹。既に成虫になって食べられたのが2匹。

さなぎから、目が黒くなる→脚ができて茶色になる→頭の色が濃くなる→リーチ。
で、だいたい次の日辺りには成虫になるので、とりあえずさなぎケースは、元の室温低めな窓際に移動し、成虫は共喰いをするので、ねずみのおやつのチーズが少し湿気ってきたのをくだいて餌として与えてる。

完全に成虫になると真っ黒になって交尾をし始めるので、うちは繁殖で増やすほど要らないし、ちゃっちゃと贄にしなくては……。

ねずみは、個体によって好みがあって、こたろうは幼虫よりさなぎが好きだったけど、確か成虫は食べなかったなあ。
りんはどの段階でも、残さずおいしくいただいている。羽も食べる。

体重の増減

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体重68g。しかして、急に66gに落ちたりして、フンの状態も良くなかったので、心配していたのだが、とりあえず落ち着いたのかな。
まあ、むちむちな体型は相変わらずなんだが、無理なく育てよう……。
やっぱり気のせいでなく、尻のグレーの模様が薄くなっている。

メインのトイレにいたり、サブの別荘でおやつを食べたりと、差はあるけれど、おおむね落ち着いた生活を送っている。
ミルワームを1日1匹、チーズを2つ、そばの実を5,6粒、フェレットバイトをちょっとと、あとは日によってかぼちゃの種をあげたり、粟ボールをあげたり。
完全におやつを断てばやせるのかもだが、ミルワームの在庫がね……。
今のペースだと、2月頭まで在庫がある。

おやつがもらえそうかなと思ったら、ケースの手前に出てきてスタンバイするようになってきた。
初期の、ノーモーションでの攻撃が嘘のようである。とことん内弁慶なんだな……。

不完全変態

蛹化が不完全に進行している奴だが、まだ生きてはいる。
普通、こうなると死ぬのだけど、こいつは死んでいない。
死ぬまで放置するのと、ねずみに手を下させるのと、捨ててしまうのと、どれが良いのだろうと思いながら見てる。
いいも悪いも、ミルワームを生きたままねずみに与えている奴が何を良しとするかという話だが、少なくともねずみには与えられない個体(黒く変色してる部分があるので、多分真菌に感染してる)だから、そのままにしておくしかない。

生死の優先順位と「倫理」について考えてしまう。
ハムスターの里親募集が「爬虫類の餌にはしないで下さい」と書いてる人が多いのは、ハムスターを適当にドッグフードとかで飼って殖やして爬虫類の餌にしてる、という人がいるからで、当然その場合は生き餌として与えている。
でもミルワームを食わせてる奴がハムスターを食わせてる奴を非難できるのかと。
ミルワームをペットとして飼ってる人もいたりするのだ。

まあ、ハムスターは繁殖力がとても強い上に、立て続けに出産できるし、生後2ヶ月からなら確実に繁殖可能なので、ほっとくと近親交配して膨大な数になるため、最近は
「飼うなら繁殖に関する知識もきちんと覚えて、想定外と称する知識不足で殖やさないこと。何度も里親募集するのは不可」
という、厳しい文言を書いたサイトが増えてきた。

「動物をお店で買うなんて」という声もあるが、ハムスターに関しては、よほどのベテランでない限り、自家繁殖は無知による事故で、メスは短命で終わるパターンなので、「ペットとして飼う」ねずみ共はショップの方が良いと思う……。ベテランさんなら、人馴れした、最初から手乗りするようなやつに育ててくださるが。ちゃんと生後1ヶ月からオスメス分けるし。

ミルワームは、いいもん食べさせて、まめにチェックもして、そしてそのうち生きたままねずみに食わせる。
不完全な蛹化のままの生と、どっちがより残虐なのか。
いや、生きているうちは、やっぱりそのままにしよう。

胴体を摘まんでも動かないので、多分羽化ができなくて死んでしまうはずだから、な。