ますます重く
体重43g。嘘だろ。
いや、頬袋がペレットでぎっちぎちなので、多分ほんとは42g。充分でかい。
回し車で相当走っているようで、朝起きたときと夜寝る前に覗くと、回し車が左回りのモーメントでななめってる。
今日も黄色の引きこもり部屋。
噛まれないよう、そばの実を手のひらに載せて、ほら、と差し出すのだが、子ハムにはまだ人間の手は大きい。恐る恐るひとつずつ回収してゆく。
そこからよいしょーとすくい上げて体重を計ったら43gなわけで。
まあ順調ではあるが、大人の身体つきになる前の中途半端な状態なので、ぷっくぷくなのに手足がちっちゃくて、まだまだ子供だ。
やたらベッドメイキングにこだわりのある奴で、おやつをちょっとずつあげて、人間の手のひらに慣らしているのだが、帰りたがったのでケースに戻したら、床材をくわえてきりっとした顔になって、さささっと引きこもり部屋に入っていった。
ああ、蓋するのね……。まめな奴。
今のところの印象は、意地汚くはない、真面目でベッドメイキングにこだわりのある奴。もう少ししたらだいぶ慣れそう。
こたろうのように跳んだりしないでね……。
あいつ、わかっててやってたし、上手だったからなあ。
ヤフオクに出品してみた
現在、うちのミルワームの分布は
・一番ちっちゃいの
成虫になっちゃった組が交尾して生まれた連中。最初のエリート集団とあとから追加した二軍がいるが、まあ育てて差が出てきたらよしなにするわ。
成虫連中と一緒にしてたんだけど、成虫が床材に潜ったきりなのは、幼虫を共喰いしている疑いがあるので、引き離して隔離。
ほんとにちっちゃい、糸くずみたいのから、ちゃんとしたミルワームの幼虫の身体になってる奴までごっそり。
多分かなりの数がいるけれど、まず数えられるサイズにならないとね。
・初期ロット
最初に、実験的に繁殖させた約8匹から生まれたミルワーム。もう大きくなって、早いのは数匹がさなぎになった。40匹弱。35匹くらいかな。
・りんの療法食
晩年のりんの主食のように食べさせていた、やはりヤフオクで買った100匹入り。
とても活きが良く、半分くらいはもうすぐさなぎになりそうだ。
数は初期ロットと同じくらい。
さて。
いくら何でもミルワームが居すぎるし、やまとに食べさせるには、一番ちっちゃい連中から少しずつ慣らしていくことになる。
なので、初期ロットとりんの療法食を合わせて、ヤフオクで100円で出品した。
死着保証ができないので、10匹ほど多く入れる。計70匹を出すことになる。
まあ、うちにいても、成虫になって繁殖に使われて死ぬまで生きてるだけだからなあ。せっかくなら、他を生かす方がいい。
うちでやまとにあげる分は、ちっちゃい幼虫を、あげすぎに注意しながら少しずつあげる。やまと、でかいからなあ。
多分それでも余るので、やまとの分の累代飼育をある程度コントロールしつつ、育てたりヤフオクに出したりする。
梱包用品がないとなあ。
ちっちゃいミルワーム
ミルワーム養殖場で死んだミルワームの成虫を回収していたら、ちっちゃいミルワームの幼虫がたくさん現れた。
いや、卵から孵ってたのは知ってたけど、ものすごく生育が早いぞ!?
多分、一番最初の繁殖エリートコース組の子。あとは成虫になっちゃった連中の子と混ざってしまったので、まだ孵ったばかりのもいる。
これだけ小さかったら、小ねずみも食べるのでは、と、目の前に置いてみたが、ちゃんと噛んだかなあ。頬袋にしまったっぽいんだよな。
ほぼ同じくらいのがいっぱい生まれているので、100匹単位でヤフオクに出そうかな。
もう、300匹くらいいけそうなんだが、生育速度にばらつきがあるので、まとめて出すなら100匹が良さそう。
ミルワームとかを練り合わせたチューブが売られていたので、生き餌が苦手な人は、あっちをあげてるんだろうな。
ねずみの余らせたペレットを粉にしたやつが、やっぱり一番いい感じに育つ気がするので、幸い、食いしん坊ねずみのローテの早さに合わせて、ペレットをためていこうか。
あるいはミルワーム用に買った床材で続行するか。これなら面倒なくそのまましばらく飼っていられるが、どうも少しやせているのだよな。
一番最初、8匹くらいで試験的に繁殖させた奴は、早いのはさなぎになり始めたけど、あまり大きくはない。
うーむ、難しいなあ。