電気が戻った日の夜
体重58g。極端な変動はなし。
回し車を固定したことでかえってガタつきが出てしまったので、いっそ、音を消すのに使ってるノートごと固定してみました。
固定したことで結局音がするような気もするけど、まあとりあえずということで。
回し車の後ろに隠れたり通ったりしているので、その分の幅を取り、台座の穴からボールペンの芯を突っ込んで位置どりをし、彫刻刀でぐりぐり穴を開ける。
ケースの穴もずらさなくてはならないので、位置を合わせ、下に奴がぼろぼろにしたかじり木を当て、また彫刻刀で穴を開け、台座→ノート→ケースへとボルトを通す。
ひっくり返すのが面倒なので、ケースを持って、裏から手探りでナットを締める。
この間、例によってねずみは監禁(今日はねずみ入れ(ダイソーの米びつを改造したもの)を使用)。
お掃除して毛布を整え、ねずみを元に戻すと、びびってケース奥に逃げていってしまった。
けど体重を計り忘れてたので、たこつぼごと出して計測。
その後、牛乳パックハウスに立てこもって寝てしまった。
今夜は静かに眠れますように。
回し車を前の状態に戻す
ねずみ回し車を、とりあえず前の状態に戻した。下に柔らかいものかませばいいんだけど、そんなことしたら間違いなくかじられるので、かじってもよい柔らかいものか、かじられない形に成形するかのどちらか。まあ入院までにできればいい。
作業中、手にじゃれついたりその辺を探検したりするねずみをつねに確認しつつ。まあ、懐いてるのはよいことだ。
回し車を固定してみた。
体重57g。おとといは59gあって、ずっしり、という感じだったが、また戻った。
回し車は、今まで下にA5のノートを敷いて音を抑えて、ずれてきたら人間が直してたんだけど、入院中は直す人間がいない。最悪、ねずみがいることが隣室にバレる。
という訳で、ボルトとナットを買ってきて、レッツ改造。4代目と5代目に回し車の台をかじられまくっていたので、ねずみにかじれて人間の金物で削れないはずはない、と、まず回し車の台に、銅版画用のスクレイパーで錐のようにがりがり穴をあけてみた。本来こういう道具ではないんだが…。うまいこと穴が開いたので、予定の5箇所穴を開け、ボルトをねじ込んでねじ山をきり、台の加工は完成。
さてケースに穴を開けるには、中身を全部出さなくてはならない。調度品を全て出し、監禁用透明ケースに床材を入れてねずみを閉じ込め、布をかけて外を見えなくして恐怖心を軽減する。
ケースを掃除して、穴を開けるところに印をつけ、5つ穴を開けようとした。が、さすが衣装ケースの底、結構固くて開かない。なので、初期に空気穴や各種取付用の穴を開けるのに使った彫刻刀(3mmくらいの丸刀)で、ぐりぐりやって穴をあけ、ボルトを通す。両端と真ん中の3つを通したところでいい感じになったので、残り2つの穴は使わないことにして、ひっくり返して、裏からナットをつけて締めて出来上がり。
調度品を全て戻し、監禁室のねずみを元に戻す。どうやら、相当あのケースが嫌いになったようで、動揺して走り回った上、トイレに登ったり回し車に登ったり、ひたすら毛繕いしたりしたあと、なぜか餌入れで餌に八つ当たりしていた。次、掃除とかするときは、ねずみ入れの方がいいかもな…。
回し車の静音化がうまくいくかどうかは、今夜以降の奴の走り次第。
1歳9ヶ月になったぞ
[今日のねずみ]
体重59g、但し頬袋いっぱい。
忘れてたけど、無事1歳9ヶ月になった。いっこうに落ち着く様子もなく、明かりさえ消えていれば、ひたすらに回し車を爆走しているし、人間の指をかじるのも娯楽のひとつだ。これなら問題なく11月末に2歳を迎えるだろう。
粟の穂はバラして楽しむだけで全然食べはしないが、そばの実は少しは持っていってる。
足の裏のできものも、ちょっと赤いかなというくらいで、なんともなくなった。ねぐら以外の床材を取っ払って、頬袋にフンを溜め込まないよう、まめに掃除しているが、なんとなく床材がないと気になるようで、巣の入り口を散らかしまくってる。退院時の散らかりぶりが目に見えるようだ。まあ、それも実験はしたので、だいたい予想はついてるが。
人間も無事に出てくるようにするから、お前も無事でいてよ。