ミルワームの産卵からさなぎまで
ミルワームは、産卵(卵は見えないし、数は全くわからない)から
- ある日、何かうごめくものが床材の中に
- ごく小さな糸くずの切れっ端がいる
- 普通の糸くずサイズになる
- 少し大きくなってミルワームの模様が出てくる
- 大きくなりはじめてうねうねしてるのが見えるが、小さくてつまめない
- 極小のミルワーム幼虫模様になり、さらに活発化する
- 伸びるけど、細過ぎてまだつまめない
- そっと数えられるサイズになる
- またまだ細いが、割りばしでつまめるようになる
- どんどん大きくなる(暑いと早い)
- ちっさいけど安定してつまめる
- 細いけどまだまだ大きくなる(ヤフオクに出せるのは2-3cmくらいまで)
- だんだん太くなる。脱皮しまくって皮がびっしり。
ふるいにかけて、ちび枠でヤフオクに出せるサイズになる - どんどん脱皮して餌を食べるので、そろそろ床材交換。
- つやつやした活発な身体になる。移動スピードがすごいので要注意
- どんどん脱皮して大きくなる。出品にはこのへんのが一番元気なのでよい。
- 3cmくらいまでくると、すごくぶっとくなってくる。一部はまだ脱皮する
- 肌につやがなくなってきて、ほとんど脱皮しなくなる。逃げ足は最速なので厳重注意。浅い容器なら簡単に逃げる
- だんだん動きが鈍くなる
- 弓状になって動かなくなる(前蛹化)
- ある日、さなぎになってる
と、幼虫からさなぎまでが長い。
成虫になると1,2ヶ月で死んでしまうが、幼虫からさなぎまでは気温によって差があるものの、2,3ヶ月くらいではまだ全然小さくてあまりさわれない。
さなぎは暑ければあっという間に身体ができて数日で羽化するが、冬はだいぶかかる。
また、さなぎになりそこねて(前蛹化の前に脱皮に失敗してそのまま死亡や、蛹化のときに幼虫の皮が一部ついたままになって成虫になれる見込みがなくなったり、まれに幼虫による共食いもある)死んでしまう個体や、羽化のときに羽が形成不全になったりもする。
形成不全の個体は成虫部屋に入れて成虫に食べさせる。でなければ、殺すかねずみに与えるしかないので、せめて仲間の糧となれ。
とまあ、孵化してからが意外と長いので、繁殖グループ2号の成長か早いことから、なかなかタイミングをずらすのが難しい。
第1グループの、早く羽化した奴から50匹くらい(雌雄の判別がつかないため)を繁殖組に回し、第2グループの中から、一番ちっちゃい奴らを拾い出して次代の繁殖組に回すことで間を開けようとしているが、夏だと生育が早くて間を空けるのが難しい。
春か秋あたりが理想的なんだろうが、残りの連中をヤフオクに出すには、暑くても寒くてもダメなので、今の夏の気温だと厳しいし、冬だと成虫はばたばた死ぬ。ぐぬぬ。
まあ、地道に記録していくしかないか。