地味で地道な今日のねずみ

ハムスター(ここではねずみと呼称)を飼い始めてはや15年。その地味で地道な生活を記録します。

発送

ミルワームが相当育ってきて、さすがにあまりにも多いので出品した。
60匹入りの大きめの個体のものと、100匹入りの小さめの個体のものの2つ。
床材が絶望的に足りなくて、急遽注文したりもしたが、とりあえずひと段落。

残りのは、床材が古くなってきていて換えたかったので、ふるって床材とたんぱく質の添加剤を混ぜたところに入れた。
成長途中のが、大小あわせて400匹くらいいるので()小はともかく、大の方は少し育てて大きくなってからまた出品する。

緩衝材としてプラスチック由来のシートを入れてみたら食われていた。
そうだった……。発泡スチロールでさえも食べるんだった……。
なので、ボール紙を乗せた上にキッチンペーパーをたたんでかました。キッチンペーパーやボール紙なら、もし食べても大丈夫だろう。

見積もり不足で、ケースと床材と送料を合わせると真っ赤っ赤だが、ミルワームを大量に保持していて成虫になった場合のことを考えると、お金を出してでも引き取ってほしいのが実際のところだ。

あと400匹……。
なるべく、100匹では多い人向けに60匹単位で出そうと思っていたのだけど、なかなか個体数のコントロールが難しい。

当代のねずみが年を取って、ミルワームが多めに必要になったときのことも考えつつ、まだ極小サイズで選り分けられないサイズの幼虫との兼ね合いも考えないと。

幼虫は今いるだけで充分で、メインの飼育ケース組(ふるいにかけられるサイズ)から出品とねずみへの餌やりをしている。

その他に、カップで飼っていた居残り成虫組が産んた卵から孵った、糸ほどに細くてしばらく育つのを待つしかない幼虫が1カップ分。これも多分、育てば結構な数になる。

継代飼育して餌にもするなら、多少の余りは仕方ないとして随時出品しても、だいたい成虫は30匹くらいいれば充分だと思う。
つねに餌として与えられるサイズの幼虫がいる状態にするには、タイミングが難しい。今は、さなぎはもう羽化させないで、ねずみに食べさせてる。

成虫は羽化してから1,2ヶ月で死ぬが、卵から孵って羽化するまでに数ヶ月かかることから、半年ではちょっと足りないが、3ヶ月周期では絶対に余る。四半期くらいかなあ。

今いる幼虫のうち、300匹までは手放しても全く問題ない。60匹単位として5回か。ちゃんと原価で出そう……。
床材は今月か来月にまた買い足すことにしよう。今度は1kg買っても大丈夫そう。うちで使う分もあるし。

ほんとは、ねずみが残したり食べなかったペレットを粉末にして与えた方がよりしっかり育つので、どうするかちょっと考えてもいいかも。今まではそうやってペレットで育てたのをあげていたが、ふすまで育てた個体もあまり変わらなかったので床材をふすまにしたのだった。
でも、うちで育てると、どうもいまいちぶっとい感じには育たない。

単価でいくと、最初からペレットをミルワーム用に買って粉にした方が安いし状態もいい。コーヒーミルが要るけど。発送用にだけふすまの床材を使えば、育ってから送るからそれで良いし、調達であたふたしなくていい。
ペレットは本来、開けたら1ヶ月くらいで消費しきった方がいいので(主にダニ対策)、ねずみにも与えつつ、ミルワーム用にもすれば無駄もなく、ねずみも新しい餌が食べられる。

整理すると、
今いるミルワームは、大きいものから60匹ずつ、300匹まで出品する。床材はふすま。
余る分は、大きいのからねずみにも与えつつ減らしていって、30匹は成虫まで育てて次世代とする。
ただ、400匹の根拠は、重さを計って42gあったからなので、多分ほんとはもっといる。100匹のも1つ出すか。
A5封筒とケースがあと6つ要る。

カップの中の小さいのはそのまま育てて、数えられる大きさになったら数えて対策を考える。次世代の成虫の子が育つまで、しばらくはこっちのカップのでつなげると思う。多かったらまた出品するけど、だいぶ先のことになるだろう。
次世代の成虫が死んでから、カップ組から30匹を成虫まで育てる。

2つのグループを代わる代わる繁殖させることになるので、飼育ケースをもうひとつ買った方がいいかも。そして、今のカップ組をそちらに入れる。
成虫になったら床材は捨てられない(卵を床材に生むので)。
片方は幼虫組、もう片方は成虫組というローテーションになるはずだ。室温と季節にもよるけど。
まあ、とりあえず2世代くらいやってみないとわからんので、年末まで様子見しよう。

差し当たって必要なのは、封筒と発送用のケースが6つ、発送用の床材が900gくらい(1回分くらいは残りがあるので)。
あと、急がないけど、コーヒーミルと飼育ケースひとつ。
ペレットは、カップ組が成長するまではあまり要らないので、今はまだ食べ残し分とハムセレの余りでいい。

今いる幼虫は、出品するにはまだ小さいので、1週間ほど置いてから出す。
12月に入ると、発送中に凍る可能性があるので、なるべく11月いっぱいで完了させないとならん。
来年、最低気温がプラスで安定するようになるまで、出品は止めておく。

これでとりあえずの想定はいいかな。

さて、価格を決めるのと、コーヒーミルを探すか。