地味で地道な今日のねずみ

ハムスター(ここではねずみと呼称)を飼い始めてはや15年。その地味で地道な生活を記録します。

2歳児健診

体重56g。戻った。
確認してみたら、かかりつけの動物病院は、祝日でもやっていた。午後は夕方からなので、連行決定。
やはり、足のできものが気になるし、明後日で2歳になるので、健康診断というか、私の見落としがないかの確認も兼ねて。
早くもアイスバーンになってる歩道を歩いて病院へ。
前回病院にかかったのは、先生曰く5ヶ月前とのこと。
あれか、頬袋にフン詰め込んでたやつか。
さっそくねずみ入れから出して診察開始。
だが、「普通年取ってくるとね、小さくなるんですけど、お前は変わってないなー」
脂肪層をぐにぐにして、包むように押さえてる先生の手から巧みに逃れ出る。
「こいつは、見ようにも確認ができないぞ」ええ、毎日それやってます。
つかみ方を変えて(よく言う、背中をぎゅっとつかむ保定は、この先生は余程のことがないかぎりしない。あれ、最悪、目玉が飛び出るからな…)ようやく足の患部を観察できるようになったが、「うーん、これはなんとも言えないな…。拡大鏡持って来ますね」と、いったん私に託して奥へ。
先生が戻ってきて、やっぱりにゅるっと逃げられるので、私がいつもの縦抱きで押さえて、動けなくなった隙に先生が観察するというチームプレイでなんとかみて貰った。
結果、パピローマウイルスによる、ごくちっさい良性腫瘍とのこと。もし大きくなってかじって出血したら問題だけど、これくらいならほっといても問題ないそうな。
ついでに2歳児健診というか高齢者健診として一通りみてもらったが、他はどこも何ともない、口も臭くない。気になっていた目も大丈夫。
「ほんとに元気が良くて、1歳半くらいに見えますよね」と言ったら、「いえいえ、これで1歳と言っても通用しますよ。毛艶がいいんですよね」と言われた。
ですよね…。一向に年を取らんのだが、やっぱり、若い頃にいっときミルワームを毎日食べてたのが効いたのだろうか。さすがに2歳では、もうミルワームは非常時でもない限りはやれないが。たんぱく質が多すぎて、腎臓を悪くしてしまう。
無事帰宅して、床材を戻して本人を入れ、おやつのとうふをあげたら素直に受け取った。よしよし。
いつか、おやつのときや、朝起きて様子を見たら、どんなに声をかけても起きてこない日はやってくる。必ず来る。でも、こいつは当分それを心配しなくて良さそうだ。だから今は、今生きてるこいつを大事にする。