地味で地道な今日のねずみ

ハムスター(ここではねずみと呼称)を飼い始めてはや15年。その地味で地道な生活を記録します。

キャベツ

体重56g。減り過ぎ。
キャベツばかり食べていて栄養が足りていないのだろうか。
ペレットもあまり減っていないが、これはどうやらごちそう続きで味を占めたりんが、ペレットをあまり食べなくなっているっぽい。

多分寿命がこたろうほど長くはないし、急に老化が進んでいるから、せめて好きなものを食べさせようと思ったのが裏目に出た。
今年いっぱいは寿命がもちそうだから、おやつを減らすぞ。

買ってきたキャベツをあげたら、夢中で食べているので、それで腹が膨れてるのかもしれない。
私も食べたが、甘くておいしい、よいキャベツだ。
柔らかくていいところをりんにあげ、残りをミルワームにもあげて、芯に近い余りは私が食べる。

腫瘍は更に大きくなって、こたろうの腫瘍によく似た感じになってきた。ただ、脇腹なので、こたろうほど歩行に困難をきたしたりはしないだろう。
ただ、発症が早かったから、この先はどうなるか分からない。2歳になれたらラッキーだ。

だんだん老化が進んで弱ってきたら、歯も利かなくなってくるだろうから、そしたらおやつを増やす。
あれもあげれば良かったと、後悔しないように。

ミルワームは1日に2匹、なるべく白い脱皮したてのをあげているが、普通の皮のも食べている。
どれくらいで、さなぎになるほどの普通の大きさになるのか。

ちっさ!

りんの毛並みが少し荒れ、背中が曲がってきた。
2歳になれたらラッキー、という血統だろう。
死の間際までミルワームは食べた、という体験談を複数読んだので、ミルワームを1カップ分買ってきた。

が……。
ちっさ!
お子様サイズである。
それなりに数はいるが、これでは、あっと言う間に食べ尽くしてしまうだろう。
促成栽培ではないが、ミルワームの保管のときに普通やることの逆をやることにした。

まず餌を栄養の良い子供用ペレットに変えたが、量が足りず、元々のふすまの細かい粉末と混ぜた。

更に、通常は寒いところに置くものだが、ねずみの飼育ケースの上に置いて、20度くらいに保って生育を早める。

それと、主にねずみが食べ残したキャベツを入れてやって、水分と栄養を摂取させる。これは経験則だが、葉物野菜はよく食べるし、生育にも良いように思う。

2日で早くも脱皮した個体が出てきている。
とはいえ、まだまだ小さい。普通だったらあげるのを後回しにするサイズだ。

りんは夢中で食べている。けど、ミルワームにも、もっと栄養のある餌をあげないとな……。

なお今回は、ミルワーム10g入りとのことだったが、数では充分なので、せっせと太らせるぞ。

小さ過ぎて、普段なら箸でつまんで移動させるのを、一匹ずつ手で拾い集めたので、これをよく育てればよい……はず。

初めての病院

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悲愴感漂う顔でキャベツをかじるねずみ。

予約した時間の前に、余裕をもってまずねずみ入れを用意しようと思ったら、いつもの場所になかった。何故だ。どこに置いた、過去の私。
直近では大掃除のときにねずみを閉じ込めるのに使ったはずだ。

仕方ないので、もうひとつの少し大きい米びつに床材を入れ、本人を入れて、風呂敷でくるんで外へ。

タクシー、待つと来ないの法則。次は呼んでおこう。

病院に着くと、待合室の話し声や、なぜかかかっている音楽など、色々な音がする。
普段、うちは静かなので、それだけでも怖かったらしい。うちでは雷鳴ってても微動だにしないんだが。
時々、少しケースを開けて触ってやって、人間の存在を知らせたら、出せ出せとねずみ入れをかじりだした。
ほんとかじるの好きね、君。

りんは初診なので、まず、ここまでの経過と体重の変化を伝え、患畜情報登録のための住所氏名などと、ハムスターは繊細な動物なので、診察だけで調子が悪くなることがあること、もし診察のミスで怪我などがあったらそれは病院が負担することなどの同意書を書いた。

こたろうのときよりかなり細かくなってる。
動物愛護管理法が改正されたのもあるのかもしれない。
あと、ハムスター関連で過去に何かあったか。

そしてまた待つの巻。

ようやく呼ばれて、診察室に入る。
まず体重測定だが病院での測定値は63.6gだった。
普通は、これでもでか過ぎ。

左のわき腹にある2つの腫瘍のうち、ひとつは肘と膝のちょうど真ん中あたりで、直径6,7mmで柔らかい。こちらは多分脂肪腫とのこと。
もうひとつは2,3mmくらいと小さく、やや固いのだが、小さ過ぎてよくわからない。
うん、私もだ。

体重の減少は心配だけど、元が太り過ぎだったので、多少は減っても、適正体重に近付くから良いのかもと言われた。
うん、フォルムが普通のハムスターっぽくなってきたよ……。

短期間に体重が減少したことから、以前より水を多く飲むようになったりしたかとも訊かれたが、そこはとくに変わりない。

急な体重減少の場合、よくあるのが糖尿病で、多飲多尿が特徴なのだが、とにかく採尿ができない。

今までのねずみ共は、ケースに戻されたら、一度トイレに入ってしっこすることが多かったので、トイレをよく洗って入れておいて、一度本人をケースから出し、ケースに戻して空のトイレでしっこしたところで検査紙を浸して検査していた。

が、りんは必ずしっこするタイミングというのが全くないので、検査のしようがないのだった。時間が経ったらダメだし。

とりあえず、まだ手術可能な月齢ではあるけれど、手術はハムスターの身体には負担が大きいため、薬を飲ませつつ経過観察。
もし、こたろうのようにあまりにも大きくなったり、急速に大きくなる悪性腫瘍っぽかったら、手術のために院長先生に診てもらう、ということになった。

薬を貰い、ようやく帰宅して、大急ぎでケースに床材を戻して本人を入れると、とりあえず近くにあった別荘に入って、呆然としていた。

少し置いて、通院時に水分補給のためのキャベツを入れていなかったので、大きめにちぎって、ケース内を見たら、紙の別荘に入って縮こまっていた。

しかしキャベツを見ると、虚ろな目のままで顔を出して、しゃりしゃり食べ始めた。
済まぬ、のどかわいてたかな。

こたろうや、初代のりゅうのときもそうだったが、腫瘍を小さくするというマイタケエキスを出された。

Wikipediaでは、効果については不明とされているが、楽天でも売ってるし、アガリクスパウダーなんかもよく売られている。
効くのかなあと思いつつも与えてはいる。
アガリクスパウダー、そろそろ買ってみようかなあ。

まずは貰った薬を、今日のおやつの時間に一滴飲ませよう。

メモ

9/27夜、体重64g。
脇腹の何かは少し大きくなった気がする
と思ったらその下に何か小さくて固いものがある気がする。最初見つけたのはこっち。
脇腹の何かは、多分5mm前後で、柔らかい。
できるなら切って欲しいけど、お金がない。参った。
10/1になったら、いつもの方ではなく、石山通りの方に行く。
明日、予約を入れておく。

暑さ対策

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体重計測し忘れ。多分70g……。

時々、暑くなるようになったので、今年も去年同様に、百均のクーラーボックスをねずみ用に改造。
ガムテープ1枚でコーティング→早速破られる
4枚重ね→破られなかったが、かじっているうちに頭が入ったようで、なんかごそごそいってるなと思ったら、ねずみが入ってた。
中は濡れているので、急いで救出して、よく乾くまでキッチンペーパーとティッシュで拭きまくった。

幸い、お腹を壊したり体重が減ることはなかったが、1.5cm位の幅で突破されるなら、5mm幅くらいでたくさんスリットを入れるくらいでないと、機能しない。
あまり暑くない日が続いてるのでとりあえず保留にして、表面を完全にコーティングした反対側を出し、ケース奥にアルミプレートを入れた。

それから数日。
トイレにあまりしっこをしていない。
水は飲んでいる。
なぜかケース内にコバエが飛んでいる。

……まさか、と思って、奥に置いたアルミプレートを持ち上げたら、しっこがたまってた。お前最悪。
狭い場所で、ここにトイレを設置できないので、次善の策として、とりあえずペットシーツを切ってその場所に敷き、クーラーボックスを動かされないように徳丸本を重しに置いた。

8月が暑くなるようなら、今度こそ工作をして、絶対入れないようにしなくては。
ハムスターは、頭骨が通るところなら通れる。
以前、金網式のケージの入り口のごくわずかな隙間に頭を突っ込んで、ぬるりと通り抜けて脱走する動画を見たことがある。

飼育ケースの外に出して散歩させることにメリットがないと言われるのは、散歩させたねずみ共が、外も縄張りだと思って脱走したがり、そして実行するからだ。

5mmはきついから、8mmくらいでなんとかならんかな……。