地味で地道な今日のねずみ

ハムスター(ここではねずみと呼称)を飼い始めてはや15年。その地味で地道な生活を記録します。

羽化が進む

うわー。
寒くなってきたし、羽化が始まる気配もないからと、暖かいところにさなぎケースを置いたのがまずかった。
急に羽化にリーチがかかり、現在羽化して成虫になったの2匹、リーチが4匹。既に成虫になって食べられたのが2匹。

さなぎから、目が黒くなる→脚ができて茶色になる→頭の色が濃くなる→リーチ。
で、だいたい次の日辺りには成虫になるので、とりあえずさなぎケースは、元の室温低めな窓際に移動し、成虫は共喰いをするので、ねずみのおやつのチーズが少し湿気ってきたのをくだいて餌として与えてる。

完全に成虫になると真っ黒になって交尾をし始めるので、うちは繁殖で増やすほど要らないし、ちゃっちゃと贄にしなくては……。

ねずみは、個体によって好みがあって、こたろうは幼虫よりさなぎが好きだったけど、確か成虫は食べなかったなあ。
りんはどの段階でも、残さずおいしくいただいている。羽も食べる。

体重の増減

f:id:y2_naranja:20191214233219j:plain
f:id:y2_naranja:20191214233254j:plain
f:id:y2_naranja:20191214233458j:plain
f:id:y2_naranja:20191214233307j:plain
体重68g。しかして、急に66gに落ちたりして、フンの状態も良くなかったので、心配していたのだが、とりあえず落ち着いたのかな。
まあ、むちむちな体型は相変わらずなんだが、無理なく育てよう……。
やっぱり気のせいでなく、尻のグレーの模様が薄くなっている。

メインのトイレにいたり、サブの別荘でおやつを食べたりと、差はあるけれど、おおむね落ち着いた生活を送っている。
ミルワームを1日1匹、チーズを2つ、そばの実を5,6粒、フェレットバイトをちょっとと、あとは日によってかぼちゃの種をあげたり、粟ボールをあげたり。
完全におやつを断てばやせるのかもだが、ミルワームの在庫がね……。
今のペースだと、2月頭まで在庫がある。

おやつがもらえそうかなと思ったら、ケースの手前に出てきてスタンバイするようになってきた。
初期の、ノーモーションでの攻撃が嘘のようである。とことん内弁慶なんだな……。

不完全変態

蛹化が不完全に進行している奴だが、まだ生きてはいる。
普通、こうなると死ぬのだけど、こいつは死んでいない。
死ぬまで放置するのと、ねずみに手を下させるのと、捨ててしまうのと、どれが良いのだろうと思いながら見てる。
いいも悪いも、ミルワームを生きたままねずみに与えている奴が何を良しとするかという話だが、少なくともねずみには与えられない個体(黒く変色してる部分があるので、多分真菌に感染してる)だから、そのままにしておくしかない。

生死の優先順位と「倫理」について考えてしまう。
ハムスターの里親募集が「爬虫類の餌にはしないで下さい」と書いてる人が多いのは、ハムスターを適当にドッグフードとかで飼って殖やして爬虫類の餌にしてる、という人がいるからで、当然その場合は生き餌として与えている。
でもミルワームを食わせてる奴がハムスターを食わせてる奴を非難できるのかと。
ミルワームをペットとして飼ってる人もいたりするのだ。

まあ、ハムスターは繁殖力がとても強い上に、立て続けに出産できるし、生後2ヶ月からなら確実に繁殖可能なので、ほっとくと近親交配して膨大な数になるため、最近は
「飼うなら繁殖に関する知識もきちんと覚えて、想定外と称する知識不足で殖やさないこと。何度も里親募集するのは不可」
という、厳しい文言を書いたサイトが増えてきた。

「動物をお店で買うなんて」という声もあるが、ハムスターに関しては、よほどのベテランでない限り、自家繁殖は無知による事故で、メスは短命で終わるパターンなので、「ペットとして飼う」ねずみ共はショップの方が良いと思う……。ベテランさんなら、人馴れした、最初から手乗りするようなやつに育ててくださるが。ちゃんと生後1ヶ月からオスメス分けるし。

ミルワームは、いいもん食べさせて、まめにチェックもして、そしてそのうち生きたままねずみに食わせる。
不完全な蛹化のままの生と、どっちがより残虐なのか。
いや、生きているうちは、やっぱりそのままにしよう。

胴体を摘まんでも動かないので、多分羽化ができなくて死んでしまうはずだから、な。

更に増加

f:id:y2_naranja:20191204003157j:plain
体重、68g。ちらっと69gの文字に振れた。

待てよ、何でおやつ減らしたのに増える?ハムセレ食べてるのかな……。
(ハムセレはカロリーが高いので太ると言われてる)
いや、ヘルシープレミアム(割とローカロリー気味でバランスも良い)をぼりぼり食べてる形跡があるんだが。

うちの最高記録が72gなので、記録更新だけはしないよう努力しよう。
最高記録は、これまた同じパールのとらだったのだ。

うーむ、ミルワーム以外は、カルシウムを摂取するための必要最小限にしてみるか?
そうすると大好きなそばの実が食べられなくなるんだよな……。ぐぬぬ
QOLと運にかけてみるか。あと、そばの実少し減らすね……。

当初はノーモーションで噛みついてきたのが、モーションつきでかけてきて、おやつをねだるようになったので、やっぱり馴らしは大事だな。
健康も大事なんだが……。太ってるとかかりやすい病気が、すごくいっぱいあるのだ。
でも、半分動物実験になってるけど、ミルワームを今いる分は与える。こたろうの例を検証するために。来月いっぱいまでかな。

今んとこまだ若くて、つやっつやのふかふかなので、今後どうなるかは分からない。またちょっとおなかがゆるくなってたみたいだし。

難しい奴だが、とりあえず、ねずみが楽しく暮らせるように頑張るよ……。

配置

蛹化1匹。
一方、さなぎは全然羽化が進まない。
一匹だけ、順調に羽化が進んでいるのがいることはいるのだが、腹をつまんでも動かないし、頭の中に何か黒いものがあるので、多分羽化できないか、羽化しても死んでしまうパターンだと思う。
どのみち、中を真菌にやられてるやつをあげる訳にはいかない。

折り畳んだ脚ができてきて、茶色に変色したらまもなく羽化するので、そういうのから先に与えるのだが、問題のゾンビ風ミルワームは、全く反応しないけど、胴体は腐ることなく最終段階まで来た。
まあ、放置して様子を見る。

一方、蛹化が全然進まないし、羽化も進んでいないので、幼虫の入れ物は、室温計のあるところに持ってきて、やや暖かくしてみる。
蛹化してからは相当日数が稼げてるので、日に1,2匹くらい蛹化すればちょうど良い。

蛹化するときには床材の表面に出てきてさなぎになるので、捜索もしなくてよい。

さてこれでも多分、年内にはミルワームは消費しきれないが、まあ、松の内が明ける頃にはだいたい片付いて、ねずみも順調に減量できるだろう。

念の為、第2陣のために、えさになる子供用ペレットやミルクなどはとっておく。
こたろうが結局残してしまった流動食も、来年か消費期限なので、そのうち使おう。